あどけない話のなぞり書き
高村光太郎「あどけない話」の一節を、うすい字でなぞり書きします。書き出しは「智恵子は東京に空が無いといふ、」。
印刷される内容
あどけない話のなぞり書き
うすい字を、ゆっくりていねいになぞりましょう。
- 智恵子は東京に空が無いといふ、
- ほんとの空が見たいといふ。
- 私は驚いて空を見る。
- 桜若葉の間に在るのは、
- 切つても切れない
- むかしなじみのきれいな空だ。
- どんよりけむる地平のぼかしは
- うすもも色の朝のしめりだ。
- 智恵子は遠くを見ながら言ふ。
- 阿多多羅山の山の上に
- 毎日出てゐる青い空が
- 智恵子のほんとの空だといふ。
- あどけない空の話である。
作品について
高村光太郎の詩集「智恵子抄」の一編。妻の智恵子が、東京には空がない、故郷の山の上の空が本当の空だと語ります。
使い方
うすい字を、ゆっくりていねいになぞります。声に出して読みながら書くと、文章の調子も味わえます。かなづかいや漢字は、もとの本の表記のままです。